「食料システム法」が成立 来年4月以降の完全施行目指す
コストを考慮した価格形成、持続的な食料システムの確立を制度化した「食料システム法」(食品等の持続的な供給を実現するための食品等事業者による事業活動の促進及び食品等の取引の適正化に関する法律)が11日、国会で可決・成立した。旧食品等流通法(食品等の流通の合理化及び取引の適正化に関する法律)を一部改正し、法律名も変更。細則となる省令などを今後整え、来年4月以降の完全施行を目指す。
コスト割れを防ぐ合理的な価格形成では、まず食品事業者に2項目の「努力義務